大阪の貸しオフィスは安いだけで決めていい?立地もこだわるべきかを徹底解説!
大阪は日本を代表する経済都市で、近畿地方の経済や交通の中心地となっています。
世界でも有数の規模を誇る経済都市なので多くの企業が進出しており、貸しオフィスの数も多いです。
大阪で貸しオフィスを選ぶ時には、どうしても賃料に目が行ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
賃料は毎月必ず発生するコストなので、できるだけ安い方がありがたいと思うのが当然でしょう。
しかし、貸しオフィスを選ぶポイントは、賃料の安さ以外にもいくつかあります。
立地にもこだわった方がいいのかなど、貸しオフィスを選ぶポイントを解説します。
利便性の良さが賃料に直結
大阪に貸しオフィスは色々ありますが、賃料が安いかどうかは利便性にかかっています。
交通アクセスが良い立地であれば賃料は高いですし、あまり利便性がよくない立地にあれば賃料も安いです。
利便性の良さは、最寄り駅の規模と最寄り駅からの距離によって決まります。
最寄り駅が規模の大きなビッグターミナル駅だと、交通網が発達しているので訪れやすいというメリットがあります。
多くの企業がオフィスを構えているので、取引をしやすいのもメリットです。
ビッグターミナル駅から離れ、だんだん利用者が少なくなってくる駅だと利便性は下がっていきます。
最寄り駅からの距離も、徒歩15分圏内であれば歩いて移動することができます。
それ以上だと車を使ったり、バスを利用しなければいけなかったりタクシーを使わなければいけなかったりします。
通勤の際にも電車ではなく、車を利用して移動するということもあります。
その反対に徒歩5分以内など、駅から近い立地にあれば非常に便利といえるでしょう。
そして、その分だけ賃料は高くなっていきます。
大阪には駅に直結したビルに企業のオフィスがあることも多く、高い利便性が期待できるとして人気です。
集客力に着目して選ぶ
利便性の悪い場所にあるオフィスの場合、来客が訪れにくいというのがデメリットです。
セミナーや講習会、イベントを企画しても、なかなかオフィスに来てもらえないことがあります。
セミナーや講習会に参加してみようと思った時、行きづらい場所にあると躊躇してしまうことも少なくありません。
目的の場所に到着するまで時間がかかってしまうので、参加するハードルが上がってしまいます。
また、バスを利用する場合には、本数が少ない場所だったりすると待ち時間が長くなります。
無駄な時間が多くなってしまうので、参加者が少なくなることが予想されます。
駅から近い場所にある時には、別の用事のついでに立ち寄ってみるということもあります。
立地の良さは集客力につながるので、何かの商品を見てもらいたいとかイベントに参加してほしいといった場合には立地の良さにもこだわった方がよさそうです。
その反対に、あまり一般消費者とは関わりのない業種で、来客が訪れることがほとんどないということもあります。
その場合には、集客力を全く気にしなくても大丈夫です。
貸しオフィスの利便性が低い立地にあっても、事業に影響が出ることはあまりないと考えられます。
立地の良さは人材の確保にもつながる
求人を出してもなかなか人が集まらないという時、不便な場所にあることも多いです。
電車の本数が少ない駅が最寄り駅だったり、駅から大分離れた場所にあると敬遠されてしまうことも少なくありません。
オフィスの立地の悪さは通勤時間の長さにもつながるからです。
通常は出社して働いた分だけお給料がもらえるものなので、通勤にかかった時間は就業時間にカウントされません。
通勤時間が長ければ、それだけ時間を無駄にしているということなのです。
特に敬遠されやすいのは、駅から20分以上離れた場所にあるオフィスです。
通勤に時間がかかるというだけではなく、片道20分も歩くのは大変です。
往復だと40分にもなってしまいます。
通勤に時間をかけたくないというのが従業員の心理でしょう。
利便性の良い場所にあれば、仕事終わりに飲食店に食事に行ったり飲み会に参加したりもしやすくなります。
会社帰りにショッピングをしたり、習い事をするといったこともできます。
ただし、マイカー通勤をしたいという従業員が多い場合には、駐車場がある郊外の貸しオフィスの方がいい場合もあります。
マイカー通勤をメインにするのかを検討する必要があるでしょう。
交通費のコストも検討
オフィスが立地の良くない場所にある場合、交通費が余分にかかってしまいます。
従業員には通勤手当を支給することが多いですが、通常は定期代など通勤するのに必要な分だけを支払います。
最寄り駅からバスで通う場合には、電車賃だけではなくバス代も発生してしまいます。
従業員が多くなれば、その分の通勤手当もかさみます。
それから営業職など出かけることが多い場合にも、バス代やタクシー代などが余計にかかってしまうこともあります。
ビジネス街にあるオフィスであれば、そういったコストを抑えることができる場合も多いです。
また、立地の良くないオフィスの場合、来客があった際などにも客を迎えに行ったり、タクシーを手配しなければいけない等の費用がかかってしまう事があります。
賃料が安い貸しオフィスの場合でも、そういったコストが膨らんでしまえばあまり意味がありません。
交通費や通勤手当などのコストも総合的に考え、貸しオフィスを選ぶ必要があります。
もちろん、あまり外出することが少なく、交通費は考えなくても良い場合もあるでしょう。
差額分を考えても賃料が安い方がお得ということもあります。
それは従業員の人数やオフィスの広さ、エリアの人気度などによっても変わってきます。
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コストとのバランスを考える
貸しオフィスを選ぶ場合、賃料とそれ以外のコストのバランスを考える必要があります。
ビジネス街の一等地であれば賃料もかなり高くなりますが、そこまでの必要性はないということが多いでしょう。
その反対に賃料が大分安くても、利便性が悪くて人が集まらないということもあります。
どちらも大切な要素なので、賃料と利便性のバランスを比較することが重要です。
オフィスのスペースや設備の充実度、人気のあるエリアかどうか等も判断材料となります。
それぞれ利用する人によって優先順位は変わってくるので、何を一番大事にしたいかをまず考える必要があります。
自分たちの事業やニーズに合った物件を見つけることが求められます。
全ての要素を満たす物件というのは存在しませんから、希望する条件に優先順位をつけてそれを明確にしておくことが重要になります。
立地が良いかどうかを見極めるには、地図で確認するだけではなく実際に行って確かめてみるのがおすすめです。
周辺の環境がどうなっているのかも分かりますし、その地域の雰囲気なども確かめられます。
地図で確認して分かっているつもりでも、やはり実際にそこに行くと気づくことが沢山あります。
まとめ
大阪には貸しオフィスが色々ありますが、賃料の安さだけではなく立地も重要な要素です。
賃料は利便性の良さによって大きく変わります。
利便性の良い場所だと人が訪れやすいので、集客力もアップすることができます。
また、人材を確保しやすくなりますし、従業員の通勤手当などを抑えることにもつながります。
ただし、事業や従業員のニーズによっては、マイカー通勤ができる郊外の方が良いということもあります。
賃料とそれ以外のコストのバランスを考えて貸しオフィスを選ぶことが重要になります。
希望する条件を全て満たす物件はまずないので、優先順位を明確にしておくことが大切です。
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