関西の水族館めぐり5選|シャチにジンベエザメ、オオサンショウウオまで!残暑を涼しく楽しむ完全ガイド
お盆が明けても、関西の厳しい残暑はまだまだ続きます。
そんな時期のお出かけ先として頼りになるのが、涼しい屋内で一日楽しめる水族館です。
実は関西は全国有数の水族館激戦区で、世界最大級の海遊館、2024年に開業した神戸須磨シーワールド、美術館のようなニフレルなど、個性のまったく異なる施設が揃っています。
シャチやジンベエザメといった海の王者から、京都の川に生きるオオサンショウウオまで、出会える生きものの顔ぶれも実に多彩です。
今回は、大阪・兵庫・京都から選んだ関西のおすすめ水族館5館を、それぞれの見どころやアクセスとともにご紹介します。
夏の締めくくりのお出かけや、週末のリフレッシュにぜひお役立てください。
西日本唯一のシャチに会える!神戸須磨シーワールド(兵庫・神戸)
いま関西で最も勢いのある水族館が、2024年6月にグランドオープンした神戸須磨シーワールドです。
「スマスイ」の愛称で親しまれた神戸市立須磨海浜水族園が、名前も装いも一新して生まれ変わりました。
最大の目玉は、西日本で唯一となるシャチのパフォーマンスです。
2026年6月の開業2周年からは、シャチが幅約1.5メートルの尾びれで客席へ豪快に水を浴びせる夏季限定の新種目「テールバースト」も解禁され、ずぶ濡れ覚悟の前方席がこの夏いちばんの特等席になっています。
館内はシャチの「オルカスタディアム」、イルカの「ドルフィンスタディアム」、多彩な海の生きものが暮らす「アクアライブ」の3棟で構成され、約560種19,000点もの生きものを展示しています。
シャチの生態を学べる世界初の教育ゾーン「オルカラボ」など、一日中滞在できる仕掛けも満載です。
入館料は日により変動する仕組みで、大人(高校生以上)2,900円~3,700円、小・中学生1,700円~1,800円です。
残暑の時期なら、15時以降に入館できるトワイライトチケット(大人2,500円)を使って夕方から涼みに行くのも賢い選択です。
アクセスはJR「須磨海浜公園駅」から徒歩約5分です。
世界最大級の水槽をジンベエザメが泳ぐ|海遊館(大阪・天保山)
関西の水族館の代名詞といえば、やはり大阪・天保山の海遊館です。
1990年の開業以来愛され続け、2023年度には約280万人が来館し、2025年10月には水族館単体で国内初となる累計入館者数9,000万人を達成しました。
最大の見どころは、深さ9メートル・水量5,400トンという圧倒的なスケールの「太平洋」大水槽です。
悠然と泳ぐジンベエザメを、建物を螺旋状に下りながらさまざまな深さや角度から眺められるのが海遊館ならではの体験です。
2026年8月2日からは「北極圏」エリアで、飼育員が北海道大学の練習船による北極航海調査に同行して採集した体長約2センチのクリオネ約140匹の展示も始まり、見た目にも涼しい話題を呼んでいます。
入館料は日によって変わる価格変動制で、大人(高校生・16歳以上)2,700円~3,500円、小・中学生1,400円~1,800円、幼児(3歳以上)700円~900円です。
お盆などの繁忙期は上限価格になるため、公式サイトの料金カレンダーで事前に確認しておきましょう。
なお2026年6月からは再入館ができなくなっているため、館内のカフェも活用しながら一度でじっくり回るのがおすすめです。
アクセスはOsaka Metro中央線「大阪港駅」から徒歩約5分です。
水族館×動物園×美術館の新感覚|ニフレル(大阪・万博記念公園)
「水族館らしくない水族館」を体験したいなら、万博記念公園のEXPOCITY内にあるニフレルがおすすめです。
海遊館が初めてプロデュースした施設として2015年に開業したニフレルは、「感性にふれる」をコンセプトに、水族館・動物園・美術館の垣根を取り払った生きているミュージアムです。
アートのように照明で演出された水槽が並ぶ館内は、従来の水族館のイメージを心地よく裏切ってくれます。
2026年3月には1階エリアがリニューアルされ、毒をもつ生きものたちを集めた新ゾーン「どくにふれる」が誕生し、現在は全8ゾーン構成となっています。
「みずべ」ゾーンではホワイトタイガーやイリエワニ、ミニカバといった迫力ある生きものたちに出会え、「うごき」ゾーンでは檻や柵のない空間をワオキツネザルやモモイロペリカンが自由に動き回る様子を間近で観察できます。
生きものとの距離の近さは、関西の水族館の中でも群を抜いています。
所要時間は1~1.5時間ほどとコンパクトなので、ららぽーとEXPOCITYでの買い物や万博記念公園の散策と組み合わせるのが定番の過ごし方です。
入館料は大人(16歳以上)2,400円、小・中学生1,200円、3歳以上700円です。
アクセスは大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩2分と、駅からの近さも光ります。
オオサンショウウオとクラゲに癒される|京都水族館(京都・梅小路)
京都駅から歩ける距離に、川の生きものを主役にした個性派水族館があります。
2012年に開業した京都水族館は、水槽の水すべてに人工海水を使用する日本初の水族館で、内陸型の水族館としては国内最大級の規模を誇ります。
内陸の京都市街にいながら本格的な海の世界に浸れる、都市型水族館の先駆け的存在です。
入口すぐの「京の川」エリアで出迎えてくれるのは、鴨川に生息する国の特別天然記念物・オオサンショウウオです。
巨大な体で水槽の底に折り重なる姿はインパクト抜群で、ミュージアムショップのオオサンショウウオぬいぐるみはオープン以来の定番人気みやげになっています。
もうひとつの目玉が、西日本最多クラスの多彩なクラゲを展示する「クラゲワンダー」です。
約1,500匹のミズクラゲが漂う360度パノラマ水槽「GURURI」は、ゆらゆらと揺れるクラゲに囲まれる幻想的な空間で、時間を忘れて眺めてしまう癒しスポットです。
入館料は大人2,600円、高校生2,000円、中・小学生1,400円、3歳以上900円です。
お弁当の持ち込みも可能ですが、館内で飲食できるのはオットセイやアザラシの水槽前、イルカスタジアムなどの指定されたベンチに限られる点は覚えておきましょう。
アクセスはJR嵯峨野線「梅小路京都西駅」から徒歩約7分で、緑豊かな梅小路公園の中に位置しています。
「水族館以上」の体験型!城崎マリンワールド(兵庫・豊岡)
少し足を延ばして、旅行気分で水族館を満喫したい方には兵庫県北部の城崎マリンワールドがぴったりです。
「水族館以上、であること。」を掲げるこの施設は、日本海に面した絶好のロケーションで、見るだけでなく体験することを徹底的に追求しています。
イルカやアシカのダイナミックなショーは定番の人気プログラムで、2025年夏にはスタジアムや展示内容がリニューアルされ、さらに見応えが増しました。
名物として長年愛されてきたのが、釣ったアジをその場で天ぷらにして味わえるアジ釣り体験です。
ただしこちらは、アジの入荷が不安定なため2026年5月5日より当面の間休止となっており、2026年8月時点で再開時期は未定です。
アジ釣りがお目当ての方は、公式サイトで最新の実施状況を必ず確認してから訪れましょう。
入館料は大人2,800円、小・中学生1,400円、3歳以上700円です。
アクセスはJR「城崎温泉駅」からバスで約10分、車なら大阪から約2時間半です。
最大の魅力は、開湯1300年の歴史を誇る城崎温泉とセットで楽しめることです。
昼は水族館、夕方からは浴衣で温泉街をそぞろ歩きという組み合わせは、週末の小旅行として最高の贅沢といえます。
まとめ
関西の水族館は、シャチの須磨、ジンベエザメの海遊館、アートなニフレル、癒しの京都水族館、体験型の城崎マリンワールドと、それぞれに明確な個性があり、どこを選んでも違った感動が待っています。
市街地からアクセスしやすい施設が多く、思い立った週末にふらりと出かけられるのも関西ならではの恵まれた環境です。
残暑が続くこの時期、涼しい館内でゆったりと生きものたちを眺める時間は、何よりのリフレッシュになるはずです。
入館料や営業時間は日によって変動する施設が多いため、お出かけ前に各館の公式サイトで最新情報を確認のうえ、夏の締めくくりに水の世界へ足を運んでみてください。
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