【2025年版】関西で楽しむひまわり畑巡り:見頃・アクセス・撮影スポット完全ガイド

夏の象徴として愛され続けるひまわりは、その明るく力強い姿で見る人に元気と希望を与えてくれます。
関西地方には、一面に広がる黄色いじゅうたんのような絶景を楽しめるひまわり畑が数多く点在しており、毎年7月から8月にかけて多くの観光客や写真愛好家が訪れます。
2025年も各地で美しいひまわり畑が開花予定で、それぞれに異なる特色と魅力を持っています。
山間の牧場に咲く自然豊かなひまわり畑から、都市公園で楽しめるアクセスの良いスポットまで、関西各府県には多彩なひまわり観賞地があります。
本記事では、2025年に訪れたい関西のおすすめひまわり畑を厳選し、見頃時期、アクセス方法、撮影のコツまで詳しくご紹介します。
夏の思い出作りに、ぜひ参考にしてください。
関西最大級74万本の大パノラマ!佐用町南光ひまわり畑(兵庫県)

兵庫県佐用町の南光地域で開催される「南光ひまわり祭り」は、2025年7月19日(土)~8月3日(日)に開催される関西最大級のひまわりイベントです。
町内6地区で開花時期をずらして栽培されているため、約1ヶ月間にわたって合計約74万本のひまわりを楽しむことができます。
南光スポーツ公園周辺をメイン会場として、漆野・東徳久・林崎・下徳久・宝蔵寺・段の各地区で、時期をずらしながら順次見頃を迎えます。
見どころは何といってもその圧倒的なスケールです。
なだらかな丘陵地帯に広がるひまわり畑は、どこまでも続く黄色い絶景が楽しめ、「ひまわりの町」と呼ばれる佐用町ならではの壮大な景観を演出します。
期間中は地元グルメの出店や、ひまわり迷路、フォトコンテストなど様々なイベントも開催され、家族連れでも一日中楽しめます。
アクセスは、JR姫新線播磨徳久駅から徒歩約25分、またはタクシーで約5分です。
車の場合は中国自動車道佐用ICから約15分で到着します。
期間中は駐車場が設けられますが、土日は混雑が予想されるため、平日の訪問がおすすめです。
撮影のベストタイムは朝の8時~10時で、朝日に照らされたひまわりが最も美しく輝きます。
琵琶湖を背景にした絶景コラボ!第1なぎさ公園ひまわり畑(滋賀県)

滋賀県守山市の第1なぎさ公園では、琵琶湖と比良山を背景にした約12,000本のひまわり畑が楽しめます。
見頃は7月中旬~7月下旬頃で、キッズスマイルという小さめの品種が特徴的です。
約4,000平方メートルの敷地に咲き誇るひまわりと、日本最大の湖・琵琶湖、そして雄大な比良山系のコラボレーションは、他では味わえない絶景として多くの写真愛好家に愛されています。
このスポットの最大の魅力は、入場料・駐車場ともに無料で気軽に楽しめることです。
湖岸という立地を活かした開放感あふれる景観で、ひまわり畑の向こうに広がる琵琶湖の青と、ひまわりの黄色のコントラストが美しい写真を撮影できます。
また、比較的小規模なひまわり畑のため、混雑も少なく、ゆったりと散策を楽しめるのも嬉しいポイントです。
アクセスは、JR琵琶湖線守山駅からバスで約15分、「湖岸道路」下車徒歩約10分です。
車の場合は名神高速道路栗東ICから約20分で、期間中は近隣の指定駐車場を利用してください。
撮影では、琵琶湖を背景に入れたワイドな構図がおすすめで、特に夕方の時間帯は湖面に夕日が映り込む幻想的な写真が撮影できます。
朝の散歩やサイクリングコースとしても人気で、爽やかな湖風を感じながらひまわり観賞を楽しめます。
都市近郊で楽しむ7万本の花畑!堺・緑のミュージアム ハーベストの丘(大阪府)

大阪府堺市にある体験型農業公園「ハーベストの丘」では、7月下旬~8月上旬にかけて約7万本のひまわりが開花します。
約6,000平方メートルの2つの花畑に分けて栽培されており、開花時期を少しずらすことで長期間にわたって美しいひまわりを楽しむことができます。
主な品種はサンリッチDMRオレンジなどで、鮮やかな黄色とオレンジ色のグラデーションが美しい景観を作り出します。
ハーベストの丘の特徴は、ひまわり観賞だけでなく、動物とのふれあいや各種体験活動も楽しめる総合エンターテインメント施設であることです。
ひまわり畑の中に入って撮影することも可能で、家族連れには特に人気があります。
園内にはレストランやカフェも充実しており、地元堺の食材を使ったグルメも味わえます。
フォトコンテストも開催されるため、撮影好きの方にもおすすめです。
アクセスは、泉北高速鉄道泉ヶ丘駅からバスで約20分の「ハーベストの丘」下車すぐです。
車の場合は阪和自動車道堺ICから約15分で、有料駐車場が完備されています。
入園料は大人(中学生以上)1,500円、小人(4歳以上)1,000円です。
撮影では花畑の中に入れるため、ひまわりに囲まれたポートレート撮影が楽しめます。
特に午前中の柔らかい光の中での撮影がおすすめで、子供たちの自然な笑顔を引き出すことができます。
動物とのふれあいも楽しめる!綾部ふれあい牧場(京都府)

京都府綾部市にある「綾部ふれあい牧場」では、7月下旬~8月上旬にかけて約5万本のひまわりが約4,000平方メートルの牧場の丘一面に咲き誇ります。
牧場という立地を活かした自然豊かな環境で、ヒツジやヤギ、ウサギなどの動物とのふれあいと合わせてひまわり観賞を楽しむことができる、ファミリーに人気のスポットです。
見晴らし台や遊歩道も整備されており、様々な角度からひまわり畑を眺めることができます。
このスポットの魅力は、のどかな田園風景に溶け込むひまわり畑の自然美です。
商業的な観光地とは異なり、牧場本来の素朴で温かい雰囲気の中でひまわりを楽しめるため、都市部の喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごすことができます。
動物好きのお子様には特に喜ばれ、ひまわり観賞と動物とのふれあいを同時に楽しめる貴重なスポットです。
アクセスは、JR綾部駅から車で約10分の距離にあります。
公共交通機関でのアクセスは限定的なため、車での訪問がおすすめです。
舞鶴若狭自動車道綾部ICから約15分で到着します。
駐車場は無料で利用でき、入場料も比較的リーズナブルです。
撮影では、牧場の自然な雰囲気を活かした写真がおすすめで、動物たちとひまわりを組み合わせたユニークな構図も楽しめます。
朝の涼しい時間帯には、放牧されたヒツジやヤギとひまわりの組み合わせが撮影できる可能性もあります。
四季の花々とともに楽しむ!奈良県営馬見丘陵公園(奈良県)

奈良県河合町・広陵町にまたがる「馬見丘陵公園」では、7月上旬~8月上旬にかけて園内各所で約25品種15万本のひまわりが咲き誇ります。
この都市公園は四季を通じて様々な花を楽しめることで有名で、ひまわりの時期には北エリアの大型テント周辺を中心に美しいひまわり畑が広がります。
古墳群の中に整備された公園という特殊な立地で、歴史的な背景とともにひまわり観賞を楽しむことができる、文化的価値の高いスポットです。
馬見丘陵公園の特徴は、入園料・駐車場ともに無料で、一年を通じて様々な花を楽しめる総合的な花の名所であることです。
ひまわりの見頃時期には「ひまわりウィーク」などのイベントも開催され、園内の散策路も充実しているため、ファミリーでのんびりと過ごすのに最適です。
また、古墳という歴史的遺産とひまわりの組み合わせは、他では見ることのできない独特の景観を楽しむことができます。
アクセスは、近鉄大阪線五位堂駅からバスで約15分、「馬見丘陵公園」下車すぐです。
車の場合は西名阪自動車道法隆寺ICから約15分で、3カ所の無料駐車場が完備されています。
撮影では、古墳の丘陵地形を活かした立体的な構図がおすすめで、ひまわり畑の向こうに古墳の丘が見える独特の景観が撮影できます。
園内は広大なため、事前に公式サイトで開花エリアを確認してから訪問することをおすすめします。
まとめ
関西のひまわり畑は、それぞれが独自の魅力と特色を持ち、2025年の夏も素晴らしい絶景を提供してくれることでしょう。
佐用町の壮大なスケールから、琵琶湖畔の爽やかな景観、都市近郊のアクセスの良さ、牧場の自然な雰囲気、そして古墳公園の歴史的背景まで、多彩な楽しみ方ができるのが関西ひまわり畑巡りの魅力です。
見頃は概ね7月中旬から8月上旬にかけてですが、各スポットで微妙に時期がずれるため、長期間にわたってひまわり観賞を楽しむことができます。
夏の暑さ対策と水分補給を心がけながら、ぜひ関西各地のひまわり畑を巡って、夏の美しい思い出を作ってください。
撮影を楽しむ際は、早朝や夕方の光を活かし、各スポットの特色を生かした構図を心がけることで、より印象的な写真を撮影することができるでしょう。
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